Civil Engineering
土木事例
インディアンオーク号改修工事
概要
工事名 | インディアンオーク号改修工事 |
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工期 | 令和2年4月21日~令和3年1月22日 |
場所 | 北谷町北谷地内 |
場所 | 土工一式、遊具施設工、舗装一式、休憩施設工一式、付帯工一式、取壊し撤去工一式 |
現場代理人コメント
今回の工事は、既存のインディアンオーク号を取壊し、同じ場所に新設する工事で工事箇所を仮設フェンスで囲い、安全第一で作業を行ってまいりました。
新型コロナによる遊具製作の遅れと、本土から遊具資材搬入の際、台風上陸と時期が重なり当初予定工期から3ケ月完成が遅れてしまいましたが、無事完成することが出来ました。以前の遊具より、グレードアップし素晴らしい遊具ができたと思います。
作業に携わった作業員、関係者の方々御協力有難うございました。
『インディアン・オーク号座礁・漂着の記録』
1840年8月14日、英国船籍東インド会社 のインディアン・オーク号は、台風の影響を受け字北谷地先のリーフに座礁しました。当時のアジアやヨーロッパでは難破 船は掠奪される時代でしたが、北谷 の村人は船を失った乗組員67人全員を救出し、帰国するまでの45日間衣食住を与え手厚くもてなしました。また、帰国に際しては約180トンのジャンク船を建造し乗組員に提供しました。
インディアン・オーク号の遭難から帰国までの様子は、船員によって「海事誌及び海軍記」に記録され、大英博物館 に所蔵されています。 インディアン・オーク号の座礁 地点は、調査の結果、白比川河口の真西約1,050メートル、さらにリーフを真南に約250メートル下った一帯であることが判明しています。この公園には、史実にもとづきインディアン・オーク号を模した帆船を設置いたしました。 2000年7月21日建立 (2021年2月改修)